地方公務員が中小企業診断士資格取得を目指してみる

粒見柄人と申します。市役所職員による中小企業診断士試験合格までの軌跡です。

水道経理に配属された! 序【新規採用】

水道経理に配属された!序【新規採用】

(本記事はフィクションです。公営企業会計経理部門では、どんな仕事をしているかを記事にしていきます)

 

粒見は困惑していた。

大学を卒業し、今日が公務員として働く初日である。市民と関わりのある窓口勤務や地場振興、福祉の仕事などに従事するものだと思い込んでいた。

しかし、下された辞令は、「水道部経理課」であった。電気やガスは民間事業者だが、水道は役所が運営していたような気がする。ただ、あまり公務員らしからぬ部署であるというのが、粒見が困惑していた理由である。

 

新規採用職員全員が集まる入庁式は、市民目線を忘れぬように、との市長の話で幕を閉じた。その後、部ごとに新人が集められ、粒見を含めた水道部の新人たち、5名ほどが水道部長のところに連れて行かれた。

そこで、市民の生命を支える水道というありがたいお話を拝聴したのちに、粒見は直属の上司となる水道部経理課の経理係長に連れられ、経理課を訪れた。どうやら経理課配属の新人は自分だけのようだ。経理課長が経理課職員全員に、自分たちを注目するよう告げると、粒見は自己紹介をするよう求められた。

「粒見 柄人と申します。未熟者ですが、ご指導のほどよろしくお願いします」

 

その後、経理係長から自席に案内された後に、打ち合わせスペースで最初の係会を行った。

そこで改めて自己紹介を行い、係長、主任、先輩、そして自分の4人で経理係は構成されていることが分かった。経理課には他に、用度係という契約部署と、管財係という資産管理を行う場所があるようだ。

簡単に自己紹介を行った後は、自席に戻り早速業務に当たることとなった。業務に対する基本的なレクチャーは、隣にいる主任がしてくれるようだ。

さて、まずはどんな仕事をするべきなのか、粒見には全く見当はついていなかったが、机の上には既に多くの書類が山のように積まれていた。

 

①へ続きます。

http://komu-shindan.hatenablog.com/entry/2017/09/01/180852